「ひなもり台県民ふれあいの森」について

「ひなもり台県民ふれあいの森」森林環境教育パンフレットについて

「ひなもり台県民ふれあいの森」専用の学習ゲームアプリ「クイズで学ぶ ひなもり物語」の使い方が詳しく解説されているパンフレットです。学習ゲームアプリは、「ひなもり台県民ふれあいの森」にある樹木をキャラクター化し、子どもから大人まで樹木のこと、森や林のことを楽しく遊びながら学べる内容となっています。また、ひなもりオートキャンプ場の情報も掲載されています。
パンフレットは、「ひなもりオートキャンプ場」のセンターハウス(管理棟)にあります。お問い合わせください。また、学習ゲームアプリ「クイズで学ぶ ひなもり物語」がインストールされたタブレットの貸出も行っています。

「ひなもりオートキャンプ場」センターハウス(管理棟)
電話/0984-23-8100

「ひなもり台県民ふれあいの森」の楽しみ方

「ひなもりの森」の魅力・楽しみ方について

ひなもりの森では、火山ならではの森の様子を楽しむことができます。霧島山は火山活動が活発で、過去から現在まで噴火を繰り返してきました。噴火のたびに山の姿が変わり、火山噴出物の堆積で森は焼き尽くされてきました。そのような厳しい環境にもいち早く根を張り、少しずつ環境改善しながら生きてきた逞しい植物をたくさん見ることができます。

最初に森づくりの挑戦を挑んだ植物は、草本植物や落葉低木のごくわずかな植物たちです。土壌が改善されるに伴ってアカマツや大きくなる落葉広葉樹が侵入し、その後、亜高木~高木の常緑広葉樹が入ってきました。

現在、ひなもりの森は高木になる常緑広葉樹を多く見ることはできますが、常緑樹が優占する森までにはなっていません。今後、ひなもりの森は植物の種類を変化させながら、より大きく発達していきます。一体、将来はどんな姿の森になるのでしょうか?楽しみですね。

ひなもりの森をつくる樹木の中には、樹齢が数えやすい樹木があります。枝が1年に1回、幹あるいは枝の同じ所から出るので、枝の出た節の数を数えれば樹齢が分かるのです。そのような樹木は落葉広葉樹であればイイギリ、常緑針葉樹であればアカマツなどがあります。また、植物の花は子孫を残すための器官ですので、花粉を雌しべまで運ぶ必要があります。その運び屋さんを昆虫や小鳥に頼っているヤブツバキなどは、動物が気付き運んでくれるために目立つ色や、美味しい蜜を準備した花を付けます。中には匂いを出す花もあります。花粉の運搬に風を利用するスギやアカマツなどは美しい花や蜜は必要ないので、大量の花粉だけをつくり、花らしくない花を付けます。

そのほか、落葉広葉樹や常緑広葉樹(照葉樹)が混生した森には、食べられる実を付けるクリやヤマモモやアケビ、神事や仏事に利用するサカキやヒサカキ、花や実を利用するヤブツバキ、燃やした灰を利用するクロキなど、私たちにとって役に立つ植物がたくさん見られます。

ひなもりの森のコースには学習ポイントがあり、歩きながら楽しく学ぶことができます。季節によって装いを変える森を楽しむには最適な環境です。

高千穂峰展望台から見た霧島連山
ひなもりの森は歩きながら楽しく学ぶことができます。

「ひなもり台県民ふれあいの森」の樹木

「ひなもりの森」の樹木について

下記に掲載している樹木は「ひなもり台県民ふれあいの森」の中にある樹木です。
それぞれの樹木ごとに、木の幹や枝、葉のことなどを詳しく解説しています。
また、古代から現在にいたる日本人の暮らしと木々との関わりや生物多様性やSDGsなど森林環境教育にも役立つような情報も掲載しています。
興味のある方は、お問い合わせフォームよりご相談ください。

「ひなもり台県民ふれあいの森」へのアクセス

住所:宮崎県小林市細野山中之前5739-14

小林ICより 11㎞ 約15分
高原ICより 11㎞ 約15分

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